アプリ統合の管理
Apple TVアプリへのアプリの統合
アプリ統合の概要
アプリをApple TVアプリに統合するにあたり、Xcode 8以降、iOS 10.0以降、tvOS 10.0以降、およびmacOS 10.11以降が必須環境となります。最新のiOS、tvOS、macOS、Xcodeについては、Apple Developerからダウンロードできます。
この統合プロセスには、XMLフィードとアプリのAPIの2つのパートがあります。
XMLフィードの統合
デリバリの際は、カタログフィードとアベイラビリティフィードを含める必要があります。カタログフィードは1つでかまいませんが、アベイラビリティフィードに関しては統合を行うテリトリごとに1つずつ提供してください。カタログフィードとは、アプリで提供するコンテンツについてのメタデータを記載したものです。アベイラビリティフィードには、コンテンツが配信・削除されるタイミングを示す開始日と終了日や、アプリ内でコンテンツが表示・再生される場所を示すディープリンクなどの情報を含めます。
アプリのAPIの統合
以下の3つのAPIは必ずアプリに実装してください。
- サブスクリプション登録用のAPIは、ユーザがアプリで認証されているかや、コンテンツを再生する資格があるかどうかを示します。
- NowPlayingInfo APIは、ユーザが再生中のコンテンツや、再生が一時停止した場合は経過時間をApple側に知らせます。
- NSUserActivity APIは、ユーザが表示中のコンテンツをSiriに知らせることを目的として、アプリ内のアセットの詳細ビューで使用されます。
上記に加えて、コンテンツの再生を円滑に行うことができるよう、アベイラビリティフィードで提供されるディープリンクをアプリが処理できるようにする必要があります。