2022年8月25日
Apple Partner Media Review、Sequence、Transporter 3.0のご紹介
こちらでは、Appleへのコンテンツの納品およびその管理に役立つ新しいツールとトレーニングコースについてご紹介いたします。
Apple Partner Media Review ユーザガイド
Apple Partner Media Reviewは、EST/VOD映画およびApple TVチャンネル向けのアセットをApple TVアプリでの配信開始日より前にご確認いただけるアプリです。このほか、iTunes ExtrasコンテンツやHDRコンテンツのステータスも確認できます。Apple Partner Media ReviewはApple TVのApp Storeからダウンロード可能です。詳細については、ユーザガイドをご確認ください。
Sequenceでのフィード管理
SequenceはApple製のWebツールで、カタログフィードとアベイラビリティフィードのXMLファイルの作成および管理に活用できるものです。Sequenceを使用することで、Apple TVチャンネルやビデオアプリの統合に適用されるUMCデータインターフェイス仕様に準拠しやすくなります。Sequenceのアクセス方法や関連するトレーニングについては、Appleテクニカルパートナー担当者にお問い合わせください。
Transporter 3.0
Transporterのバージョン3.0のダウンロード提供が開始となりました。本バージョンからは、Java 1.8がサポートされなくなります。インストールされているTransporterの基本バージョンが、自動アップデート機能経由ではなく直接インストールしたものであり、かつバージョン2.0以降のものではない場合、今後はバージョン2.3より後のバージョンへの自動アップデート通知が受け取れなくなります。この場合、Transporter 3.0を直接インストールすることで、引き続き自動アップデート機能を利用できるようになり、納品を円滑に行っていただけます。
Transporter 3.0 における更新内容は以下の通りです。
- MD5 チェックサム検証の更新完了率が表示されるようになりました。
- Statusモードで、Appleにより品質不合格と判断されたものに対する理由とそのメモを確認できるようになりました。
- Apple TVチャンネルIDの特定に使用するコマンドラインオプションが、StatusモードとLookup Metadataモードに追加されました。
- 各IDの特定には
-umc_catalog_id
、-umc_content_id
、-umc_variant_id
の各オプションを使用します。
- Lookup Artistモードで
-escapeXML
オプションをfalseに設定することで、XML出力する際に非ASCII文字も人間が判読可能な文字列に変換できるようになりました。
Transporterの新機能一覧については、こちらをご覧ください。
Apple TVトレーニング
Apple TVのトレーニングポータルでは、Appleへのビデオコンテンツの納品について学べる、インタラクティブな自習型コースを提供しています。新規コース「Transporter入門」をぜひご確認ください。本コースはTransporterの設定や使用方法、基本的なモードの概要、コマンドラインツールの使用におけるベストプラクティスなどを学べるもので、所要時間はわずか30分程度です。
チームメンバーとして活動を最近開始した、あるいは復習に活用したいなどの理由で本コースへのアクセス権を必要とする場合は、Apple テクニカルパートナーにご連絡ください。